諏訪大明神

安曇野市穂高牧(平成18年10月14日)

 この神社は大糸線・柏矢町駅の西約4.3kmに鎮座しています。25号線より山よりに平行に通る細い道路に入口があり、殆どが杉で形成された鎮守の杜は昼尚薄暗く、明るく開けた境内とは大きな差がありました。その境内中央に大きく聳えるご神木の杉はよく目立ちますが、下枝が随分枯れていました。松食い虫の被害は良く聞きますが、杉の木がこんな状態になっているのは余り見かけません。こういう事はよく知らないのですが、酸性雨などで樹勢が弱まっているのでしょうか、それとも杉の木も下枝刈りをしなければいけない木なのでしょうか。その境内奥の高いところに建っている拝殿・本殿は大きく立派で、纏められた境内社前には自然石を利用した灯籠が奉納されていました。
 牧地区の産土神ですが、案内が無く、御祭神は建御名方命と分かりますが、創建その他は不明です。

神社入口 境内中央に聳えるご神木の杉
下枝の枯れが目立ちます。
拝殿 本殿
自然石を利用した灯籠と
境内社数社
鎮守の杜の様子