京都市北区真弓(平成16年1月3日)
帰宅後調べると、歌舞伎「鳴神」はこの辺りを舞台としたもので、竜神を閉じ込め、世の中を日照りにさせた、当山の僧鳴神上人が、絶世の美女といわれた雲の絶間姫の色香に迷ったために止雨の法力が失せて雨が降ったという話も、ここが賀茂川の水源にあたることによるものだろう。 それにしても、朝廷が権力を用いず、色仕掛けで坊主を誑し込むとは、何ともふざけたお話です。