海津見(わだつみ)神社

高岡郡梼原町茶や谷 (平成29年1月6日)

東経132度52分48.91秒、北緯33度26分36.94秒に鎮座。

この神社は、坂本龍馬脱藩の時伊予の国境韮ヶ峠、今も県境の峠から南東4km程の辺り、茶や谷の山里に鎮座しております。

御祭神 天御中主神・豊玉姫命

由緒
延享3年(1746)中の川旧字「空池」に若宮として勧請した。寛永3年(1750)、明和8年(1771)、安永5年(1776)に、古池の崩壊による洪水のため、川筋の多くの田畑が流された。住民は、古池の蛇王権現の怒りとして、寛政6年(1794)宝殿を建立して祀った。文化元年(1804)現在の壁露山古城跡に奉遷、社号を龍王大権現とした。大正6年(1917)合祀された天神宮は、万寿年間(1024〜1028)の建立と伝えられ、天文23年(1554)天神社(天満宮)として復興、明治初年(1868)に天神宮となっていた。壁露山城(四万川城)は、永橋家系図によれば、永橋右兵衛慰信貞が、天文12年(1543)築城とあり、堀切り跡が確認できる。
境内由緒書き より。

一の鳥居

二の鳥居

三の鳥居

四の鳥居

参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。
(明治23年(1890)10月吉日建立)

多喜丸。そう言えば社名は「海津見神社」こんな山の中で、何故海の神様を祀るのでしょうか?

境内入口の陶器製狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。
(大正13年(1924)3月吉日建立)

拝殿内部

本殿覆屋


末社

直会殿