立田(たてだ)神社

南国市立田(平成23年3月28日)

東経133度40分31.94秒、北緯33度34分0.69秒に鎮座。

 この神社はごめん・なはり線・立田駅の東北東約300mに鎮座しています。周囲はビニールハウスや水を張ったばかりの水田が広がる典型的な田園地帯で、その中に鎮守の杜がポッカリと浮かび上がっているように見えました。
 田んぼの中に立つ一の鳥居から境内までは凡そ100m、畦道に石畳が敷かれた参道は真っ直ぐ北東に延びています。参道途中には二の鳥居が立ち、玉垣で囲まれた境内入口付近には優雅で出来の良い狛犬が護っています。
 境内はさほど広くはありませんが、妻入りの拝殿と鞘堂内に本殿が建立されています。

 御祭神:菅原道真公、菅原高視(道真公のご嫡男)乳母
 祭礼日:不明
 由緒:勧請年月・縁起・沿革等は全て不明。
(御祭神「ひまわり乳業株式会社 今日のにっこりひまわり 〜毎日健康社員日記〜」を参照)

参道入口に立つ一の台輪鳥居
田園地帯を貫く神社の参道
参道途中に立つ二の台輪鳥居 鳥居に架かる額
参道と鎮守の杜
社頭
境内入口にいる明治9年生まれの狛犬
優雅さと力強さが混在する姿で、賢そうな顔つきをしていて、鬣や巻き尾タイプの毛の流れが滑らかで綺麗です。江戸狛犬の最盛期の逸品にも匹敵するような、素晴らしい狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(明治9年(1876)丙子6月吉辰日建立)
境内入口に立つ三の台輪鳥居
境内の様子
妻入りの拝殿
拝殿に掛かる額 拝殿内の様子
本殿鞘堂と本殿正面
神饌所?社務所?