大的神社

高知市神田大的山975(平成23年3月31日)

東経133度31分0.23秒、北緯33度32分27.76秒に鎮座。

 この神社は神田小学校の北北東約350m、松の木公民館に隣接して鎮座しています。
 神社はかなり交通量の多いT字路の角にあり、ご神木のムクノキは目立ちますが、前面には狛犬や鳥居の他に玉垣など境界を示す遮蔽物は何もなく、開放的な造りをしています。拝殿は本殿の鞘堂を兼用している造りで、鳥居にも拝殿にも「大的宮」と書かれた額が掛かっています。

 御祭神:経津主大神、武甕槌大神、大山咋大神
 祭礼日:6月5日・夏祭、9月5日・秋祭、9月末日・御見立、10月末日・御迎え
 由緒:古来より、松ノ木地区の産土神である。
 勧請年月縁起縁革未詳なるも、延享2年(1745)8月再興、大的大明神本社拝殿の棟札があるので、此れ以前の鎮座である。
 元、大的大明神、又、松ノ木大明神とも称したが、明治元年大的神社と改称する。
 元、無格神社であったが昭和21年宗教法人大的神社となる。

社頭
入口にいる明治45年生まれの狛犬
完璧に土佐型を継承していますが、優雅さよりも厳つさが勝ってきています。
狛犬の拡大写真はこちらで
(明治45年(1912)7月吉日建立)
入口に立つ台輪鳥居 鳥居に掛かる額「大的宮」
境内の様子
拝殿
拝殿に掛かる額 拝殿内の様子
本殿
ご神木・ムクノキ