仁井田十二所神社

香南市夜須町添地(平成19年3月30日)

 この神社は国道55号線から県道51号線に入り約6.7km、道路に面して鎮座しています。道路脇には自然石の灯籠と鳥居、未だ新しい社号標が建ち、一直線に伸びた参道を行くと、杉の木が主体の鎮守の杜の中を境内への階段が通っています。階段上の境内や社殿は、新しく整備されたようでとても綺麗でした。ところが社殿の写真を撮っているとデジカメのメモリーがいっぱいになって撮影不能となってしまいました。ということで本殿など残りの境内の写真は再訪時に写したいと思っています、悪しからず。

 御祭神:十二所権現
 由緒:添地地区の氏神さまで、古くから少年の太刀踊りが奉納されていましたが一時中断。今は年齢性別を問わない太刀踊りが奉納されています。
  熊野系の神で、支流の谷を北西に入った細川分シイダと関係があると考えられ、「シイダ」から「新井田」さらに「仁井田」と表記呼称が変化したものです。 拝殿には「天の岩戸神楽の絵」をはじめ、九点の板絵馬が奉納されています。
(夜須町文化財めぐりより)

神社入口 社号標
狛犬の団塊世代、昭和15年に建立されました。このタイプは普通優雅な感じがするのですが、流石にこの時期の建立ではそうもいかず、顔は厳めしく作ってあります。鬣の造りが面白い狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和15年(1940)11月吉日建立)
境内への階段と鎮守の杜の遠景
階段途中の明治19年生まれの浪花狛犬。
狛犬の拡大写真はこちらで
(明治19年(1886)9月吉日建立)
拝殿