藁原(わらはら)神社

香美市土佐山田町植429(平成23年3月28日)

東経133度40分52.34秒、北緯33度37分7.65秒に鎮座。

 この神社は香長小学校と県道254号線を挟んで東側に鎮座しています。周囲は長閑な田園地帯で、参道入口二は鳥居と明治39年生まれの狛犬が置かれています。始め東に向かっている参道は100m程で折れ曲がって北向きに変わり、二・三・四と三基の鳥居を潜ると大きな鎮守の杜を形成している境内に行き着きます。
 境内入口にも五の鳥居が建立され、狛犬がいて、木々の陰になって暗い境内奥に拝殿・本殿が建立されています。
 長閑でうららかな参道の明るさと、鎮守の杜によって昼尚薄暗い境内の雰囲気が、対照的な神社でした。

 この社に案内は無く、御祭神・勧請年月・縁起・沿革等は全て不明です。
 只、ウェブ上で調べた結果、「サイト土佐の歴史散歩」にこの社が次のように紹介されていました。
 『残念ながらこの社には由来書の掲示がありません。
というのも、神社明細帳に掲載するため明治政府に提出した内容にも、「祭神未詳、勧請年月縁起沿革等未詳」となっていて、古くから須江の総鎮守であり藁原大明神と呼ばれていたようです。明治元年には改称のお達しがあり藁原神社と改称し、社格を村社にしたといいます。
 本殿は三軒社流造柿葺で、現在は屋根を亜鉛鉄板で覆っているそうです。
 拝殿の横には高芝家先祖を祀る若宮八幡の境内社がありました。』

県道脇の参道入口
参道入口にいる明治39年生まれの狛犬
この狛犬を見たとき、長い鼻の下や髭から、何故かドラえもんを思い出してしまいました。鬣や尾はしっかりと土佐型なのですが、優雅さよりも素朴さを感じます。
狛犬の拡大写真はこちらで
(明治39年(1906)12月建立)
参道入口に立つ一の台輪鳥居 鳥居に掛かる額
東に向かう参道の様子
参道は100m程で北に方向を変えています。
北に折れた参道すぐに立つ二の台輪鳥居 鳥居に掛かる額
北に100m程続く参道
参道途中に立つ三の台輪鳥居
参道途中に立つ四の台輪鳥居
社頭と豊かな鎮守の森
境内入口にいる大正12年生まれの狛犬
全体的な印象は、威厳のある堂々とした狛犬で、好印象なのですが、下弦の月の様な細い目をしており、眉毛が少女漫画の目元パッチリ睫毛のように見えるのが、ややアンバランスな気がします。
狛犬の拡大写真はこちらで
(大正12年(1923)1月吉日建立)
境内入口に立つ五の台輪鳥居 鳥居に掛かる額
境内の様子
向拝のない入母屋造りの拝殿
拝殿に掛かる額
流れ造りの本殿
本殿木鼻
境内社:若宮八幡 百度石