杉山神社

横浜市鶴見区岸谷1-20-61 (平成24年5月23日)

東経139度40分1.06秒、北緯35度29分35.79秒に鎮座。

【神社情報・剣貝さんより】
京急「生麦」駅より東海道線を跨ぐ歩道橋を渡って徒歩数分の所に鎮座しています。境内には杉山神社保育園が併設されています。石段は「飯嶋吉六」が手掛けて、完成は明治10年。参道階段の狛犬の台座には「石工飯嶋吉六」「明治13年12月再興」の銘。石段、狛犬の台座の順に完成したことが分かります。参道階段の狛犬の台座には「再興」と刻まれていますので、作り変えられた新しい台座に年代、石工共不明の狛犬が居ることになります。

御祭神 日本武尊
御由緒
当社の創立は古くてわかりませんが、天正2年生麦村村社に位し度々改築され享保9年、天明元年の水鉢、石鳥居があり、高い石段は明治10年に出来ました。現在の社殿其他の建物は昭和12年以降悉く新築されました。
神奈川県神社庁>杉山神社 より

「杉山神社」
岸谷、生麦、大黒町の総鎮守である杉山神社は、「宮山」と呼ばれる岸谷の高台にあり、祭神は「日本武尊」です。根の道から一段高く大きな石の鳥居があり、その先から百段あまりの急な石段が山頂へ真直ぐに続きます。この石段は明治十に完成したもので、費用は生麦の氏子が出しあい寄進しました。杉山神社、歓請の年代ははっきりしませんが、関口八郎右衛門(万年屋)の邸内に祀られていたが、天正二年(1574)八郎右衛門の抱地である今の地に移され、生麦村の鎮守となったと伝えられています。
「祖霊社」
生麦出身の太平洋戦争の犠牲者三百数十名を祀る社で、昭和25年に建てられました。拝殿の天井をおおうように、犠牲者達の写真がたくさん掲げられていますが、そのすべてが若々しく笑えみ、又いくぶん緊張気味に写っています。
西部本宮町会ホームページ>第27章 生麦村の神社(下) より

境内由緒書きはこちら。

参道入り口

参道
親柱
石段途中、禿げ親父のような狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)

拝殿・右、保育園

本殿

脇参道

脇参道を護る狛犬。拡大写真はこちら。
(石工 生麦 飯塚寅吉 大正2年(1913)9月15日建立)

手水舎

伏見稲荷の末社&道念稲荷

神楽殿(旧社殿)

画筆塚&生麦一山講先達碑

祖霊社