杉山神社

横浜市港北区樽町4-10 (平成24年6月23日)

東経139度38分44.15秒、北緯35度31分24.3秒に鎮座。

【神社情報・剣貝さんより】
東急東横線「大倉山」駅より東へ徒歩20分程の所に鎮座しています。師岡熊野神社の兼務社。境内に「熊野神社市民の森」の標識があり、社殿裏側に広がっています。熊野神社とは途中人家で分断されています。何もかも新しいというのが第一印象。唯一古いのはステンレスの手摺を除いた石段。弘化三年丙午(1846)八月吉日と読み取れます。「本地荒沢不動を神体とす」とは、出羽三山より羽黒山荒沢不動明王の御分霊をこの地に遷して杉山社と称したのか?明治になり日本武尊に替えられ、杉山神社となりました。

御祭神 日本武尊

御由緒
樽町、師岡町の町境に位し、樽町全町の鎮守としてこの地に鎮座し、明治6年12月村社に列格。新編武蔵風土記稿に「杉山社、字大下にあり石階十二級を設く、本地荒沢不動を神体とす、例祭は年々8月2日、隣村師岡村法華寺の進退する所なり、社内に棟札あり、其中に応永年中鰐 口を鋳す事を記す、この鰐 口は故あって昔村民の方へあづけ置きしと言伝ふるのみにて今は在所さだかならず、かかる古きものありしなれば、定て古きものなるべけれど社伝も見へず、且つ石碑に残ることさへなければ今よりはただし難し云々」とあり。
平成14年9月15日造営完了し社殿整備。平成15年5月参道石段整備及び手摺設置。平成16年12月参道整備・庸壁建設・社務所建設・玉垣設置など境内整備が完了。併せ境内社稲荷社が改築遷座され平成17年初午に竣功。
神奈川県神社庁>杉山神社 より

日本武尊
新編 武蔵風土記には、「本地荒澤不動を神体とし幣吊(幣帛?)のみで神像はみえず」とあり、祭神が日本武尊になったのは、明治以降らしく、江戸時代は荒澤不動尊を祀っていた。境内に稲荷社がある。
創建年代
不詳だが、新編 武蔵風土記によれば、応永十八年(1411)に鰐口がこれを鋳之と記され、この頃既に勧請されたものと思われ、それ以前何処まで遡れるかは分からない。

参道入り口

鳥居

社務所

神社全景

石段の親柱
弘化三年丙午(1846)八月吉日

力石&手水舎

拝殿

奥殿


杉山神社休憩場

熊野神社市民の森への案内

稲荷社

鳥居 左側、神社鳥居
熊野神社市民の森

楢台休憩所