八幡社

横浜市保土ヶ谷区瀬戸ヶ谷町137 (平成24年7月21日)

東経139度35分38.21秒、北緯35度26分23.26秒に鎮座。

【神社情報・剣貝さんより】
JR保土ヶ谷駅より西へ徒歩15分程の所に鎮座しています。東海道の北側、ちょと(徒歩数分)引っ込んだ所です。

御祭神 応神天皇

御由緒
(保土谷)宿の南西の彼永田村の堺によりてあり、昔は久良岐郡の内なり、よりて今も岩間町の内に属せり、社地は小山の上にて北に向える社なり、大さ二間四方、神体は木像にて長さ八寸許、束帯して座せる貌なり、相傅ふ花園院の御守文保二年の鎮座なりと、今の社は古き造営にはあらず、棟札に貞享元年、武州久良岐郡岩間村とかけり、社前に石階二段ありて其下に鳥居をたつ、村内安楽寺持、
菊水観音出現跡
鳥居に向かって右の方なり、楠一株ありてその根の際少し窪き所あり、この底に清水をたゝへきわめて清冷なり、病者常にこの水服して平癒し、或いは眼病を患ふるもこの水にてあらふ時はしるしありと伝、
新編武蔵風土記稿 より

鳥居

手水舎

神楽殿

参道階段

昭和初期結構作られたコンクリート製江戸流れ。拡大写真はこちら。
(昭和2年(1927)11月成)

拝殿

本殿


菊水観音

菊水観音出現跡の霊水


御神明不明

稲荷社


保土谷宿は、東海道五十三驛の一にて、郡の西南の方相州鎌倉郡の堺にあり、今この宿に属する所その地広し、保土谷、岩間、神戸、帷子の四ケ町をあはせて保土谷宿とよべり、

歌川広重『東海道五十三次』で描かれる、保土ヶ谷宿・帷子橋。

葛飾北斎「冨嶽三十六景・東海道程ヶ谷」