正八幡神社

小田原市米神476(平成18年11月11日)

 この神社は米神漁港に面して鎮座しています。地図上では国道135号線に面して見えますが、実際は国道は高架状になっており、私達は迷ったあげくに地域の方にお聞きして、旧道から海岸目指して建て込んだ家々の間の狭い道を下り、小さな米神漁港を守るように海に面して鎮座しているこの神社にたどり着いたのでした。地図と社号標には「八幡神社」とあり、拝殿の額には「正八幡神社」とあるので、どちらの名称にすべきか迷いましたが、先ほど神社の所在をお聞きした地域の方が「正八幡さん」とおっしゃっていましたので、そちらの名前をとりました。
 米神の産土神社ですが、案内が無く、創建などは不明です。御祭神は誉田別命と思われます。4月の第3日曜日に祭事として催される鹿島踊りが県指定文化財となっています。

神社入口 社号標「村社 八幡神社」
拝殿
額には「正八幡神社」
本殿覆い屋
しょうわ狛犬も雨に濡れたせいか少しは風格を感じさせます
(昭和3年建立)
境内社・稲荷神社 境内社・生川上神社、龍神社
道祖神
こちらの道祖神は殆ど丸彫りの像のようです。
境内前の米神漁港
この雨の中、突堤の先には大勢の太公望が居ました。釣果はあったのでしょうか? ここは潮通しが良く海底の地形が適度に複雑なため、クロダイ、メジナ、アジやイワシ、メバルなど多彩な魚が生息しているそうです。
上に見える緑色の橋脚は国道135号線です。