杉山神社

川崎市多摩区西生田3-3-2 (令和3年12月11日)

東経139度32分01.78秒、北緯35度36分36.65秒に鎮座。

この神社は、小田急小田原線・読売ランド前駅の東南東300m程の辺り、西生田の街中に鎮座しております。

御祭神 日本武尊

由緒
鶴見川沿いとその周辺のみに多く分布する杉山神社は遠く天太玉命を祖とする古代の名族忌部氏の阿波の一族が房総に移住して安房神社を祀り、さらに白鳳3年(674)都筑の丘に創始した杉山神社が祖とされる。その後都筑郡唯一の式内社とされ、その霊験をもって当時の主に都筑郡と橘樹郡に多数勧請された。
当杉山神社はそのうちの一社とされ、創建の時期は不明であるが、江戸時代に編纂された新編武蔵風土記稿によれば、「当社勧請の年代を詳らかにせず、古棟札に慶長18年(1613)卯月1日領主本田佐渡守再造のよしをしるしたれば、これより先に勧請せしことしるべし」とあるので、江戸時代より以前に勧請されたことがわかる。
郷土の伝承では、八幡太郎義家(1039〜1106)が奥州征伐のため、この土地を通過する際、神託により当社を建てたという。その後、鎌倉時代枡形山城主稲毛三郎重成(?〜1205)が厚く崇敬したとのことである。
境内由緒書き より。

参道入口

参道

鳥居

境内

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(明治32年(1899)10月建立)

本殿


鹿島宮