神明神社

川崎市宮前区有馬5-13-24(平成22年11月22日)

東経139度35分0.79秒、北緯35度34分11.2秒に鎮座。

 この神社は川崎北高校の西約500mに鎮座しています。
 入口には旗立台と常夜灯が立ち、参道右には地蔵堂も見られます。鳥居を潜ると樹齢を感じさせる瘤の付いた大ケヤキの後ろ側に、内藤慶雲作の狛犬がおり、石段の参道を上がると境内となります。
 境内は実に整然と整えられ、左に社務所が配され、正面に拝殿・本殿が建立されています。

 御祭神:大日霊貴命
 祭礼日:1月1日・元旦祭、10月第一日曜日・例大祭、11月15日が日曜日でない時は第二日曜日・七五三祭 大祓祭
 境内社:稲荷神社
 由緒:創立年代は不詳ですが、現在残されている記筆から文政6年(1823)以前と推察されます。
 明治3年の「神社明細帳」には弘化2年(1845)に再建とあり、明治43年の神社合併願には現在の神明神社に北耕地の雑社・杉山神社、東耕地の雑社、神明神社が合併したとあります。その他に稲荷神社、面足神社も現在の神明神社に合併されたと記されています。
(「神奈川県神社庁公式サイト」より)

社頭
神社入り口 入口に祀られる地蔵堂
参道途中に立つ一の明神鳥居
市の名木古木指定 ご神木・ケヤキ
石段参道手前にいる大正4年生まれの江戸流狛犬
この地域の名高い名工・内藤慶雲作の狛犬のようです。体を乗り出して咆哮している姿に勢いが感じられます。
狛犬の拡大写真はこちらで
(溝ノ口石工・内藤慶雲 大正4年(1915)10月建立)
石段参道の様子
境内入り口
境内の様子
拝殿
目貫彫刻・龍
木鼻・狛犬
蝦虹梁上の木鼻・狛犬
本殿
境内社:稲荷神社