小動(こゆるぎ)神社

鎌倉市腰越2ｰ9ｰ12 (平成24年4月15日)

東経139度29分46.72秒、北緯35度18分11.29秒に鎮座。

【神社情報・剣貝さんより】
江ノ電「腰越」駅より徒歩数分の距離、参道入り口は国道１３４に面しています。社は小動岬に鎮座しています。小動岬は、風もないのに揺れる松があり、「こゆるぎの松」と呼ばれていたことから、「小動」の名が付いたといわれる。鎌倉市の案内板に「天王祭は江の島の八坂神社との共同」とありますのは、八坂神社は昔、腰越に祀られていた社が大波で流され、江の島の御窟前の海中に沈んでいた御神体を漁師が拾い上げて、江の島に祀ったものです。腰越に祀られていた時から共同？ということで納得。

御祭神健速須佐之男命・建御名方神・日本武尊・歳徳神

御由緒
文治年中（１１８５）、佐々木盛綱の創建と伝えられる。吾妻鏡によれば、盛綱は寿永３年１２月（１１８４）、源範頼の軍に従い平家追討の際、備前の国児島において霊験を得て僅か六騎にて平行盛を追伐し無事鎌倉に凱旋した。盛綱は神恩報賽のため守護神である父祖伝来の領国、近江の八王子宮を新たに勧請すべくその地をさがしもとめていたが、ある日江ノ島弁財天に参詣の途次、小動山に登り大いにその風光を賞せられ勧請の地と定められた。以下省略
神奈川県神社庁＞小動神社　　より　　境内由緒書きはこちら。

文治年間（1185年 - 1189年）の源平合戦の際、佐々木盛綱が父祖の領国であった近江国の八王子宮を勧請したものと伝え、江戸時代までは八王子社と称していた。元弘3年（1333年）5月には、新田義貞が鎌倉攻めの戦勝を祈願したと伝えられる。江戸中期には、小田原藩主・大久保忠真が扁額を奉納した。
明治元年（1868年）、神仏分離に伴い、地名をとって小動神社と改称し、村社に列格した。
ウィキペディア　より

参道入り口に立つ一の鳥居と社号標