寄木神社

平塚市大神2746(平成20年10月11日)

東経139度22分11.31秒、北緯35度22分59.79秒に鎮座。

 この神社は129号線・正安寺入口信号から東に入り、新幹線高架下を潜り、突き当たりを右折するとすぐ左側に鎮座しています。神社入口がバス停「寄木神社」だからでしょうか?境内右側には何時も沢山の自転車が放置されています。まぁ、それだけ地域の人々に親しまれている神社なのかもしれませんが…。
 入口の神明鳥居を潜ると正面に色々な彫刻の施された拝殿が建ち、右手に樹齢450年という大銀杏が聳えています。その根元には珍しい笠付型庚申塔が建立され、その三面には猿象が彫られていました。裏に回ると本殿後ろに小さな社殿の神明社が祀られ、境内左には、八坂神社、神楽殿が有ります。

 御祭神:大己貴命
 祭礼日:歳旦祭・1月1日、祈年祭・2月17日 [ 春祭り ]、例大祭・10月第1土曜日 [ 宵宮祭 ]、例大祭・10月第1日曜日 [ 神幸祭 ]、新嘗祭(しんじょうさい)・11月23日 [ 秋祭り ]
 境内社:神明社、八坂神社
 由緒:この地は往古は神の郷と称し、郡の大領が在住した所で、大神朝臣が大領当時その氏族の遠祖大己貴命を祭祀して大神郷と称しました。
 安政4年(1857)に社殿を再建しました。
 明治6年に村社となり、大正2年神饌幣帛料供進神社となりました。

神社入口
鐘楼 ご神木・大銀杏
樹齢450年、高さ23m、幹回り6m

大銀杏の前に建つ笠付型庚申塔
寛文4年(1664)建立で高さ293p、
市内では8番目に古いものです。
三面に猿像が一匹ずつ彫られています。
境内社:八坂神社 神楽殿
拝殿
拝殿に架かる社額 拝殿内の様子
拝殿正面の彫刻と注連縄
向拝下彫刻・鳳凰
向拝彫刻・龍
木鼻・龍
胴体まで付いた木鼻は非常に珍しい物です。
拝殿入り口柱上に、正面向きに取り付けられた木鼻・狛犬
拝殿入り口左右脇の欄間彫刻
拝殿正面隅の柱上の角がある木鼻狛犬
拝殿正面隅の柱の彫刻・紅葉?に鳥
本殿覆い屋 合祀社
本殿後ろに祀られる神明社