瀧清水神社

花巻市桜町3-47 (平成26年8月24日)

東経141度07分44.40秒、北緯39度22分35.32秒に鎮座。

この神社は、JR東北本線・花巻駅の南南東2.5km程の辺り、桜町の街外れに鎮座しております。

御祭神 稲荷大神・水神(北上川の龍神)

由緒
当神社は、北上川と豊沢川の合流を見降ろす高台にあり、数十本の桜の古木が繁茂し春秋の景観が良く、従ってこの一帯を「桜ヶ丘」という。神社の崖下より清水が滝のように湧出ずるところから「桜の瀧清水」ともいい、又「桜のお明神さま」と云って広く信仰を集めている。御創建は、代々この地に住み百姓の傍北上川で海運業を営む「伝七」という人が稲荷の小祠を建て守護神として信仰していたが、ある夏の午後境内の木陰で昼休みをしていると、紫波の赤石明神の王子が龍神に乗ってお渡りして来る夢を見た。夢から覚めた伝七はこれを稲荷の神のお告げと受け止め、北上川のお蔭を得て川舟で生計を立てていながら今までその恩恵を感じなかった自分の不徳を恥じ、寛延三年(1750)村民の合力を得て小祠を建て篤く尊崇した。そして伝七の子孫が代々俗別当として今日までその管理を務めてきた。花巻の俳人伊藤鶏路がこの桜明神の地に庵を結び入門する者に俳諧を説き、この地方の文化の向上に尽くしたことは有名である。
境内由緒書き より。

神社入口に立つ鳥居

拝殿

神額

拝殿内部

本殿


毘比羅大権現

石碑

桜の瀧清水とはここなのでしょうか