小松市蓮代寺町ハ丙120 (平成26年10月18日)
東経136度28分31.90秒、北緯36度22分19.95秒に鎮座。
この神社は、JR北陸本線・小松駅の南東1.5km程の辺り、蓮代寺町、街外れの山沿いに鎮座しております。
御祭神 大山咋命・天照大神・素盞鳴尊・小彦名命等
由緒
本社は、およそ一千余年の昔、白山関係の寺院であった蓮台寺の守護神として、勧請された古社である。寺はその後なくなったが、町名として今に残り、神社は氏神として人々の崇敬をあつめて来た。
寛永17年(1640)、加賀三代藩主前田利常が小松在城のとき、当町で城の瓦を忠右衛門等に作らしめた。また本社にしばしば詣で幣帛を奉せられたという。宝暦11年(1762)の加賀大小之神社調帳に「蓮台寺村正一位白山山王宮」とあり、能美郡粟津郷36村の総社に列せられていた。
神に奉斎し御加護により、人々は生業にいそしみ諸産業も発展してきた。中でも、弘化4年(1847)に松屋菊三郎、粟生屋源右衛門によって、蓮台寺窯が開かれ、古九谷以来の五彩の絵付が完成された。また新田開発と多くの灌漑堤が作られ増産につくしてきた。
明治5年(1872)に、村社に列せられ日吉神社と称するようになった。このとき村の中央にあった神明社(厳之御霊社)、北方の八坂社、西方の小彦社を合祀した。明治39年(1906)神饌幣帛供進神社に指定せられた。祭神は大山咋命、天照大神、素盞鳴尊、小彦名命等の神々が祭られている。
摂社として、村中央にあった神明社、村の東北天王坂にあった天王社、寺跡の不動社、村の西南古屋敷にあった薬師社が、明治40年(1907)に本境内に移され祭られている。
神威愈々輝き、民の安穏と繁栄を、いつまでも守り鎮め給うている。
境内由緒書き より。
由緒
平安中期に白山五院の一つであった蓮台寺の守護神として勧請された古社である。宝暦11年の加賀国大小神社調帳に蓮台寺村正一位白山山王宮と記載されている。後、部落の中央の神明社、北方の八坂社、西方の少彦社の三社を合併した。明治39年12月29日神饌幣帛料供進神社に指定された。
石川県神社庁公式サイト より。
参道入口
社号標と一の鳥居 | |
参道途中の狛犬。拡大写真はこちら。 | |
(昭和61年(1986)丙寅9月吉日建立) |
二の鳥居
参道途中の狛犬。拡大写真はこちら。 | |
(昭和32年(1957)9月建立) |
三の鳥居
拝殿
玉垣前の狛犬。拡大写真はこちら。 | |
(明治22年(1889)己丑9月吉日建立) |
本殿
神明宮 | |
社殿
逆立ち狛犬。拡大写真はこちら。 | |
(年代不明) |
出村之宮
末社 | |