八坂神社

つくば市高崎2299(平成20年11月16日)

東経140度7分38.58秒、北緯35度59分45.21秒に鎮座。

この神社は、茎崎第一小学校のすぐ北側に鎮座しております。現在はつくば市に編入され高崎になっていますが、嘗ては稲敷郡茎崎町。その茎崎町のほぼ真ん中辺りでしょうか。神社入り口より100m程南西の高崎十字路に一の鳥居が立っています。嘗ては相当広い社地を持つ祇園社であったと思われます。

当社の創設は不明です。天皇様の愛称をもつ牛頭天皇社です。天正二年には村中悪病に苦しんでいるとき、白髪の一老人が現われ、山城の国から八坂神社の御玉を迎えて信心すれば病気は治るとお告げになり立ち去った。村人は相談しお迎えしました。病気はたちまちに治ったが、まだ身代わりになった神様に残っていると信じ「ガラガラセンド」のお祭りをした。現在もつがれ、平和郷となっています。

創建年不詳です。
天和二年三月再建。明治二年三月八坂大神。同十五年四月村社の社格を受け八坂神社と改称し、昭和四十三年に境内を整備して公園神社に衣がえをしました。

御祭神:牛頭天皇 素戔嗚尊

境内由緒書より。全文はこちら。

御祭神が牛頭天皇と堂々と書いてある珍しい神社かも知れません。

「ガラガラセンド」
高崎地区に伝わるお祭りで,約400年ほど前に流行した悪病から村人を救ったとされる神様についた病気を叩きだそうと,地区内の神社を子どもたちが「ガラガラセンド,オーマカセンド」と唱えながら青竹でたたいて回ります。
オシトギといって竹筒に甘酒を容れて神社に供えたあと,子どもたちが手に手に青竹をもって,「ガラガラセンド,オーマカセンド ホーイホーイ」と掛け声をかけながら社殿をたたきます。それが終わると,近くの神社を同じようにたたき,その後は地区内の地蔵や道祖神を片っ端からたたいて歩きます。掛け声のガラガラはたたく音の強調,センドは千度,オオマカはおまけにの意と解釈されます。
つくば市公式サイトより。

神社入り口

スリムなお体の江戸流れです。拡大写真はこちら。

本殿

愛宕神社・天満宮 日枝神社・神明神社
猿田彦神社・八幡宮 鹿嶋神社・厳嶋神社

稲荷神社

稲荷神社を護る狐さん

社殿の下に居る先代さん

一の鳥居と元参道