八坂神社

つくばみらい市小絹(平成18年8月19日)

 この神社は県道3号線・小絹小北信号から北に入ると、二股の分かれ道に鎮座しています。
 案内によると、「室町時代の文亀2年(1502)創建。御祭神は素盞嗚尊。境内諸社は、疱瘡神、天神社、稲荷社、愛宕社、三峯社、大杉社、不動明王が鎮座。毎年7月に例祭(祇園祭)を執り行う。嘗ては樹齢350年の老松6本に囲まれる八坂の森の雄姿は遠くからも眺められたが、松喰虫の害にあい、昭和51年伐採の止むなきに至った。」とあります。
 今では松の姿は一本も見られず、往時を知っている方には寂しい境内の風景となっていますが、入り口付近には若木がそこそこ成長しており、鎮守の杜も復活の兆しを見せています。
 祇園祭りは7月14日・15日に執り行われる夏祭りで、市内を歩行者天国にして北関東一と言われる大神輿や山車が練り歩き、水海道楽々会から教授された新宿神楽の仁羽(モトギ)と獅子舞も奉納されます。

神社入口  拝殿
本殿 仏像二体
末社左から、疱瘡神、天神社、稲荷社、愛宕社、三峯社、大杉社
拝殿前から入口を振り返る