鹿島神社

つくばみらい市西丸山(平成18年8月19日)

 この神社は130号線・水海道取出線の丸山信号から西に入り、70m位で左折すると、すぐ右側に鎮座しています。公民館建設で境内が整備されたばかりのようで、杜がなく少し味気ない感じがしました。
 鹿島神社改築記念碑によると、「創建は元禄13年(1700)11月、鹿嶋市の鹿島神宮より分霊勧請し、武甕槌命をお祀りした。元禄時代は江戸幕府の組織が確立し、文化の興隆、地方産業の発展など清新な気風がみなぎった時期である。
 そんななか、元和、寛永にわたる、伊奈忠政、忠治により完成された谷原領は、第二の産業発展期を迎えていた。ここ丸山村も、主に常陸国より移住し、集落を安定させ、飛躍を遂げつつある時期で、家運の長久、五穀豊穣、集落の魂のとりでとして鹿島神社を勧請したものと思われる。」とあります。
 境内に祭祀用に作られたと思われる竹と藁で作られたものが立っていましたが、始めて見る造りでした。

神社全景 社殿
何かの祭祀用具 末社群