水天宮

土浦市川口2-12-4(平成20年10月12日)

東経140度12分51.59秒、北緯36度4分36.82秒に鎮座。

 この神社は運動公園野球場南に鎮座し、道路を挟んで霞ヶ浦観光遊覧船「ジェットホイルつくば号」の発着場が有ります。道路に面して右から、水天宮・水神宮・稲荷神社三社の入口が並んでいます。
 神社前からは霞ヶ浦の独特の水郷景観が堪能でき、小さい社地ながらも、綺麗に整えられた気持ちの良い神社でした。

水天宮
 御祭神:安徳天皇、建礼門院徳子、平時子、天之御中主神
 祭礼日:9月5日・例大祭、毎月5日・例祭
 由緒:天保10年(1840)久留米藩主・有馬頼憲三女・竹姫が土浦藩主・土屋寅直に嫁入りの時、久留米水天宮の分霊を奉持し、土屋藩邸内に祀ったのが始まりで、現在地に遷宮されたのは昭和33年です。日本3大水天宮の一つ(あとの2つは久留米と東京)といわれ、社殿は土浦市有形民俗文化財となっています。

水神宮の御祭神は弟橘姫で、例祭は、土浦祇園祭りの最終日にあたり(大体7月下旬の日曜日)、神輿に水をかける習慣があります。

「水天宮の指定文化財」案内はこちらで

神社遠景 社号標
神社入口
拝殿
建立年代不明の江戸流れ狛犬
穏和な顔つきで丁寧な良い彫りがしてあります。
狛犬の拡大写真はこちらで
市指定文化財・本殿正面
本殿浜縁には片手を上げた面白そうな神殿狛犬の姿が見えますが、柱の影になり全身像は不明です。
本殿前にいる二人の力士象
それぞれ片手を頭の上に上げ、何かを支えるような姿をしています。
筋骨隆々の逞しい体つきをした力作です。
水天宮左隣の「水神宮」
社号標と入口
水神宮石の祠
境内左の「稲荷神社」
社号標と入口
稲荷神社拝殿 稲荷神社脇の境内の様子
神社前から就航している
霞ヶ浦観光遊覧船「ジェットホイルつくば号」
霞ヶ浦に浮かぶ多数のヨットやモーターボート、湖岸に見えるオランダ風車
霞ヶ浦からの筑波山展望
霞ヶ浦からの地上高世界一の仏像・牛久大仏展望
本来は霞ヶ浦観光帆引き船の操業を見学予定だったのですが、この日は生憎の無風状態で帆引き船の航行は有りませんでした。この写真は霞ヶ浦観光遊覧船「ジェットホイルつくば号」内に張ってあったものです。