鹿島神社

小美玉市下馬場530 (平成24年10月20日)

東経140度22分04.87秒、北緯36度09分43.22秒に鎮座。

この神社は、霞ヶ浦の北、行方市に近い下馬場に鎮座しております。境内は下馬場緑地環境保全地域に指定され、落ち着いた雰囲気の神社となっております。

御由緒
鹿島の大神東海より霞ヶ浦に入り、園部川を遡って馬場村の金輪田に来臨された。里人らこれを久殿の森に奉紀したが、神慮にかなわず、羽木上成山等を経て大同二年現在地に鎮座されたという。長禄元年(1457)小河の城主園部兼房公神田を寄進されて以来歴代の城主みな先例にならわされた。
慶長一七年城主戸澤右京太夫安盛公は、天正末の兵火で消失した社殿を再建し、続いて三代将軍家光公からは御朱印が下賜された。
以来小河十二郷大鎮守として尊崇され江戸時代当初は元道神官十一人の社人が常駐し慶安元年制度の祭礼日限帳に基ついて大の祭り小の祭りが連日斉行された。・・・・・
境内由緒書き より

鹿島神社(下馬場)
祭神は武甕槌大神。元郷社。 鹿島の大神が霞ヶ浦から園部川を遡ってきたという。村人らがそれを祀ったのが神社のはじまりとされている。 現在地に遷座したのは807(大同2)年とされる。1457(長録元)年、領主が神田を寄進、以降歴代の領主がこれにならった。 1612(慶長17)年、社殿が再建された記録がある。江戸時代は小河(小川)12郷の大鎮守とされた。 社殿は1883(明治16)年に改築され、1927(昭和2)年には屋根を銅板に葺きかえられている。 長い参道がある。境内にある大ケヤキは、目通り周囲11.6m、樹高約15m、樹齢推定500年。 同じく大杉は、目通り周囲5.4m、樹高約40m、推定樹齢800年。いずれも小美玉市の天然記念物に指定されている。
つくば新聞 より

参道入口

参道

鳥居

参道

境内入口

拝殿

拝殿前の備前焼狛犬。拡大写真はこちら。
(皇紀2600年祈念 昭和15年(1940)建立)

神額

向拝龍と木鼻の狛犬

本殿


石祠

大杉