熊野神社

行方市島並1298 (平成24年10月20日)

東経140度28分31.11秒、北緯36度00分14.79秒に鎮座。

この神社は、霞ヶ浦の東側湖畔、セントラルGCのすぐ西側に鎮座しております。島並熊野自然環境保全地域特別地区に指定されている豊かな杜に囲まれ、朱色の社殿が美しい落ち着いた神社となっております。

由緒
祭神に伊弉諾命・伊弉冉命・素戔嗚命の三神をまつるこの神社は、もと熊野大権現と称したが、明治三年(1870)熊野神社と改称された。熊野大権現は応永元年(1394)領主の島並氏によって創建されたと伝えられるが、天正九年(1581)島並幹国(もとくに)らによる造営の棟札もある。万治元年(1658)社殿を焼失、現在の社殿は翌二年に麻生藩主新庄氏の支援により竣工したものである。
本殿は一間社流造の銅板葺、建築様式からみてすぐれており、周囲の絵様繰形は江戸時代初期のものである。万治二年の棟札が現存し、遺構例も少ないこの時期のものとして注目され、平成七年一月に本殿と棟札八枚が県文化財に指定された。例祭は十一月二十三日、ほかに一月一日と六月二十三日の御盛替神事がある。古来から航行の安全に霊験が著しいと伝えられている。なお、神社の周辺は島並熊野自然環境保全地域特別地区に指定されている。
境内由緒書き より

参道入口

一の鳥居

二の鳥居

参道

境内

拝殿

拝殿内部

本殿

本殿玉垣内の素朴な狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)

稲荷神社・今宮様

石仏

不明の末社

石祠

境内の片隅で余生を送る狛犬