藤内神社

水戸市藤井町874 (平成22年6月12日)

東経140度24分19.6秒、北緯36度26分35.5秒に鎮座。

この神社は、水戸市の北東外れ、藤井町の街中に鎮座しております。

藤内(ふじうち)神社 延喜式内小社
祭神 経津主命(ふつぬしのみこと)
神徳
国譲り及び東国開発で有名な神で武道の神様、商売繁盛、企業隆昌、必勝祈願、身体健全のご利益が有名である。
由緒
養老五年六月創立(721)
当社の遙か西方にそびえる朝望(房)山は磐筒男、磐筒女の神の御子経津主命の神山と伝う。養老五年四月十二日の暁、朝望(房)山の峰に霊光が輝き、その光が藤内郷を指して降りこのところにとどまった。人々驚き恐れ、謹んで同年六月十五日社殿を竣功させ鎮斎した(祝詞)。
社格
仁和元年五月二十二日(885)官社に列し、延喜式内小社、常陸二十八社の一つ。明治五年村社に列格。
社歴
康平五年(1062)源義家征奥の途次、当社戌亥の峰に十万の勢を集め当社に武運長久を祈願し社前の藤の枝を申し受けて鞭とし勇気凛々進軍した。兵を集めたところを十万原という。
大永年中(1521〜28)出火し社殿神宝焼失。乱世で社殿再建できず百余年を経て、
寛永五年(1628)宍戸城主秋田河内守が造営した。(棟札)
後元禄年中(1688〜1704)、水戸藩主徳川光圀公命で改築した。
藤内大明神と尊称。奉務祀職四十二人を数え、正保年中(1644〜1647)でも十五人が奉職していた。
境内由緒書より。原文はこちら。

参道入口

一の鳥居と社号標

参道

二の鳥居

拝殿

本殿


愛宕神社。参道に背を向けているので、境内社ではないのかも知れません。