近津神社

久慈郡大子町上野宮3208 (平成24年10月21日)

東経140度19分24.20秒、北緯36度51分21.73秒に鎮座。

この神社は、栃木との県境にある八溝山の南東7km程の辺り、上野宮集落に鎮座しております。参道は長く、入口は28号線に面しております。町付の近津神社を中宮、下野宮の近津神社を下宮、当社を上宮として「近津三社」と呼ばれていたようです。

祭神 面足尊・惶根尊・級長津彦命
祭祀 藤柄祭(旧二月一日)節分祭、例祭(十月二十七日)

由緒沿革
抑も當社御鎮座は文武天皇御宇慶雲四年、池田鏡山城主藤原富富得、勧請する所にて神鏡霊剣金鈴を奉納せらる。坂上田村麿八溝山の岩竹丸討伐に當社に参籠せり。源義家公奥州征伐に際し参籠戦勝祈願し、依上保(よりかみのほ、古代の地名)三千貫文を寄進せり。佐竹義久より近津造営に付き保内役銭の儀如何と之催促可被請取事と沙汰せらる。永正(1504〜1520)中當郷白川領となり深谷伊豆守黒澤城代となり関入道義近代参し十月晦日當社に参籠領内安穏を祈る。・・・・・
境内由緒書き より

参道入口

社号標

一の鳥居

参道

神門

親父顔、鄙びた感じが微笑ましい江戸流れ。拡大写真はこちら。
(年代不明)
神門の随身さん
神門後ろの叢にいる、一体だけのはじめ。拡大写真はこちら。
(年代不明)

最後の石段

拝殿

神額

拝殿と本殿

本殿


末社

末社