三社神社

古河市上大野 (平成21年5月21日)

東経139度46分40.32秒、北緯36度12分12.40秒に鎮座。

【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
神社は、古河市街から国道125号線を下妻方面に向かい、上大野信号を過ぎてすぐです。平成13年、国道改良事業に伴い、神社施設等の修復、改築、新設の工事が行われています。迎えてくれたのは、手前が昭和8年、伊勢参宮紀念の狛犬、次が年代不明のたくましい狛犬でした。ステンレス鋼板で補修された二の鳥居は、宝暦9年のものです。

記念碑
三社神社は古来当地の鎮守様として、氏子の心のよりどころとなり存在してきたが、幾星霜をかさねるうちに、施設の一部に老朽化が進み、修復をとの声があった。折しも、平成十二年十一月、国道改良事業が決定し、これに伴い、境内敷地、立木、幟旗掲揚塔が道路拡張の対象となり、その売却、移動が必要となった。この機に、修復、改築の話が具体化し、蔵の改築、合社の修復及びこれらを納める建物の改築、手水舎の改築、幟旗掲揚ポールの新設、駐車場の新設の各工事をおこなった。これらの工事にかかった経費(1,334萬円)には、道路拡張に伴う補償金(885萬円)と農業排水処理場用地売渡金の一部を充てた。この度、これら工事の完成にあたり、茲に記念の碑を設立する。
境内記念碑より。原文はこちら。

神社入り口と一の鳥居

宝暦9年(1759)建立の二の鳥居と参道

拝殿

狛犬

逞しい岡崎類似狛犬。拡大写真はこちら。

(昭和8年(1933)建立)

年代不明のようですが、古い江戸狛犬の典型です。鳥居と同じ宝暦9年(1759)かも知れません。拡大写真はこちら。

拝殿内部と本殿

境内の末社