八幡神社

古河市本町3(平成17年10月16日)

この神社は古河駅の南西約550m位、古河第二小学校や、公会堂の南に鎮座しています。町中にあるのでそれほど広くはない境内に、殆ど三つ子と思われる狛犬が3対もいました。この子達は市内の香取神社の子とも似ています。境内左脇の案内からこの八幡神社は、寛永19年(1642)、それまで古河城内に祀られていたものを、当時の古河城主土井利勝が古河城の鬼門よけとして遷座したもので、大イチョウもその際に古河城内から移植されたものと考えられていることが分かりました。

(昭和12年11月吉日建立)

(昭和11年6月18日建立)

(昭和13年7月吉日建立)

神社入り口

境内の様子

一番手前にいてまず参拝者をお出迎えしてくれるのがこの子達です。3兄弟の次子の子達ですが、一番若々しく、ヤンチャ盛りといった感じの子です。尻尾は団扇状に大きく広がりその先は身体に架かっています。

正面から

背面から

後ろから

社殿近くにいる長子達です。3兄弟の中では一番お洒落で顔も整っていますし、鬣や尻尾の毛が長くその流れが綺麗です。尻尾が前後ともに大きな渦巻きのあとに流されています。身体の曲線が優雅で、凹凸も良く残っています。

正面から

斜め前方から

斜め後方から

拝殿

拝殿内の様子

本殿

拝殿右脇の神輿倉

神輿倉内にいた御神馬と随神さん

一番若いのに一番老成して見える第3子。この子達は神輿倉の前にいます。身体の装飾も余り派手ではありません。目立たないけれどしっかりした子供たちという感じです。

古河市天然記念物の大イチョウ