布川(ふかわ)神社

北相馬郡利根町布川1779 (令和元年12月1日)

東経140度09分03.27秒、北緯35度51分10.58秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
利根川沿いの県道11号線と県道4号線が交差する栄橋交差点から東に800m、布川小学校からなら北西に800mの位置に鎮座。

つく舞発祥の地として知られている神社だが、今は竜ケ崎市や野田市、多古町、旭市にお株を奪われ見る影もない。近くに柳田国男記念公苑、利根川図誌の作者赤松宗旦旧居跡など見所が多いので、神社以外でも楽しめる所です。

御祭神 

由緒
人皇第八十八代後嵯峨院寛元の頃(西暦一二四二年〜一二四六年)豊島攝津守の建立と伝えられる。木の神、久々能智之命を祀る。享保十九年六月(西暦一七三四年)正一位布川大明神の記録あり。 明治元年布川神社と更称す。例大祭は旧暦六月十四日、十五日、十六日の三日間行われ、十四日御神輿はメ切(現在は内宿)にある御仮殿に遷座す 十六日、御神輿は本殿に遷却し境内にて尋橦が催されていた。尋橦は元禄の頃(西暦一六八八年〜一七〇三年)より明治末(西暦一九一一)まで行われていた。
(以上 布川神社の由来より抜粋)

由緒書きと神社所有の文化財の説明はこちら。

神社入口。当時の絵を見ると、鳥居の前に帆掛け船を設置し、雨蛙の格好をした人が帆柱に登り曲芸をしたり舞った様です。

寛政四年四月(1792)製の鳥居と狛犬

陸軍少将 伊豆凡夫謹書の神額。

入口左右の狛犬。拡大写真はこちら。
(伊勢講連中 寛政元年(1789)己酉建立)

文化十二年乙??正月吉日(1829)製の手水石。左に江戸小網町布川屋と世話人十五人が読み取れます。

常夜燈

階段途中の八坂神社

八坂神社拝殿

境内

石灯篭

舩持中

社務所

拝殿

向拝

神額

石灯篭 恵比寿天

角が抉れた屋根の形状が珍しい本殿

本殿彫刻


本殿裏の石祠 御神木