息栖神社

神栖市息栖(平成17年9月5日)

この神社は44号線の真崎の信号から260号線に入り、区民会館を過ぎた右側に案内があり、その奥に鎮座しています。鹿島神宮の境内外で鹿島神宮、香取神宮とともに東国三社参りの一社となっています。案内によると、御祭神は岐神、天鳥船神、住吉三神(上筒男神、中筒男神、底筒男神)を祀っています。岐神(くなどのかみ)は東国開拓の折に、出雲の国から武甕槌大神を先導した神様。天鳥船神は国譲りのさい、武甕槌大神 を出雲の国に先導した神様です。創建は応神天皇の御世に、今の神栖町日川に鎮祭され、大同2年(807)に、右大臣 藤原内麿の命により現在地に遷されたと伝承されています。古くは息栖五所明神とも称されていました。古より鹿島神宮、香取神宮と深い関係にあった神社ですが、ここは訪れる人もすくなく、奥深い境内の力石前には、前脚の欠けた阿と、今はもう横たわっているだけの吽が、静かにたたずんでいました。

社号標

神社入り口

奥深い参道

神門

拝殿

拝殿内の様子

本殿

ご神木

力石と狛犬

横たわっている吽。
眼が異様に大きいように思います。

前脚が欠けても健気に踏ん張って立っている阿。この子も顔の左側が欠けています。とても古そうで惜しい狛犬と思われます。

境内社・鹿島神社、伊邪那岐神社、高房神社、奥宮

境内社・稲荷社入り口

境内社・稲荷社の二の鳥居

境内社・稲荷社拝殿

境内社・稲荷社本殿

お狐様三体揃い踏み