水海道天満宮

常総市水海道天満町(平成18年8月19日)

 この神社は357号線の天満町信号から北東に入ると、すぐ左手に鎮座しています。地図には菅原天満宮と記載されています。
 案内には、「菅原道真公を御祭神とし、後村上天皇の御代(1339〜1367)に創祀されたと伝えられる。水海道城主・田村弾正一族の氏神として崇拝されてきたが、現存する市指定重要文化財の本殿は、永禄9年(1566)当地の豪族に手により再建されたもので、随所に安土桃山時代の建築様式が残されている。
 本殿南側に「一六神社」が祀られている。寛永の末期になると「一の日」と「六の日」の六日間と日を定めた市が開かれ、これを「六斎市」と名付けた。この市場の守護神とされたのが一六神社である。横曽根から始まった神社は市場の発展により台町、横町を経て現在地に遷宮された。(抜粋)」とあります。
 落ち着いた比較的広い社地に、立派な拝殿と市指定重要文化財の本殿、一六神社等の境内社が建ち並び、境内右手には超巨大なご神木の切り株が残っていました。
 毎年、7月15日以降の土・日曜日に執り行われている旧市街七ヶ町による祇園祭りは、八幡神社、水海道天満宮に合祀されている八坂大神の祭礼ですが、神輿や神田囃子(ふるっぱやし、市指定無形民俗文化財)の曳き山7台、獅子2匹も出ばり、大変盛大なようです。

神社入口 立派な拝殿
拝殿から見える本殿正面 市指定重要文化財・本殿
境内社・一六神社入口 一六神社社殿
境内社・三喜稲荷神社拝殿 三喜稲荷神社本殿
境内社・疱瘡神 水神宮、琴平大神
神楽殿 超巨大なご神木の切り株