熊野鹿島神社

常陸太田市磯部町1687 (令和7年11月16日)

東経140度32分20.11秒、北緯36度30分54.87秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
県道157号線が国道349号線と交差する磯部町東交差点から157号線を225m進むと道路左側が神社入口です。元は山上に峰山館(城)がありその上に建立された神社で、太田町と磯部の四人の石工が関わった狛犬さんが鎮座する神社です。

御祭神 伊弉諾尊・武甕槌命

由緒
口碑に昔二十五人の一集団が村内箕山・腰巻に来住 二集団五十人で当社を創建したので五十部神社と尊称した。明治六年 村社に列格昭和二十七年宗教法人設立。
境内由緒書き より。

創建不詳。古くは五十部神社といった。将軍徳川秀忠公が社領6石を供し、また徳川光圀公が元禄6年春、鹿島の大神を相殿に奉斎し熊野鹿島神社と社名を改めた。その折、社地二反四畝七部を奉納された。
(以上 茨城県神社庁久慈支部ホームページより抜粋)

神社入口

この手水石は真弓山(常陸太田市真弓町)の大理石(寒水石)かな?この辺りではこの形状の手水石が良く見られます。何しろ同じ磯部町内に大理石販売会社が存在してますからね。

鳥居。左側に社号標があるのだが、正面からは殆ど見えない。

旧名の五十部神社の神額

大正二年建立の社号標で吉日では無く良辰とは初めて見た。意味としては同じ。

参道

石灯篭(天明八年(1788)戊申)

峰山館跡・三峯山と御神木

峰山館の本郭は神社本殿の位置にあったらしい。

二番目の石灯籠 石段

境内入口

参道

右石灯篭(大正七年十一月)

狛犬と拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(御大典記念 昭和3年(1928)11月建立) 右から太田町石工 奥山浅吉 磯部 小林道造 太田町 當間兼吉 奥山 義で、奥山家だけが今でも常陸太田市金井町で営業してる様だ。

拝殿

向拝・神額(鳥居の神額とは異なる熊野鹿島神社)

奉納額。大ダラ坊とはダイダラボッチの事らしい。

拝殿と本殿。ここに1400年頃峰山館(城)があったそうだ。

本殿


末社

皇紀二千六百年記念碑・出羽三山石碑

石祠