二所神社

筑西市成田386(平成20年9月7日)

東経139度59分55.94秒、北緯36度18分10.95秒に鎮座。

【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
神社は、国道50号線を笠間方面に向かい、桜町信号を右折して7号線を進み、道路から左に入った成田地区にあります。狛犬は居ませんでした。本殿は市指定文化財となっています。明治から大正にかけて、神社の祭には花火が打ち上げられていたそうで、花火筒が展示されていました。

二所神社由緒記
祭神:鹿嶋大明神(武甕槌命)・雷神社(別雷命)
由緒
後鳥羽天皇の御宇(平安時代後期)成田五郎助忠此神を領地に勧請し成田鹿嶋神と称し近傍十八邑の鎮守と為す。寿永二年(1182)右大将源頼朝卿が平家追討の時成田五郎助隆は義経に属し八島発向時武運長久を奉勧請する。源平合戦の折武功を上げた助隆は源頼朝卿より養蚕川筋十二郷を賜り郷民と共に神徳を喜び文治二年(1186)当地に鹿嶋神社を再建し大祭事を執行した。
慶安二年(1649)十月徳川家光公の帰依により祀田五石の朱印を授かる
享保十二年(1727)八月二十一日正一位を奉授される
明治九年(1876)旧暦八月別雷大神を合祀し二所神社と改称する
明治十二年(1879)旧暦八月十日郷社に別格する
祭事
大正年代まで西方馬場において流鏑馬神事を執行並びに近郷崇敬者により煙火奉納打ち上げ競等が行われた・・・・
境内由緒書より。全文はこちら。

参道入り口。ここから社殿迄は150m程でしょうか。

神社全景。右手の建物は成田児童館。

拝殿

本殿

境内の末社や祠

天然記念物の榊 花火御筒