八幡神社

筑西市八幡(平成20年6月17日)

東経140度3分8.2秒、北緯36度19分12.42秒に鎮座。

【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
神社は、151号線を桜川市方面に向かい、ほぼ道路沿いの八幡地区にあります。参道が終わると平成15年の狛犬でした。本殿が市指定文化財です。境内の稲荷神社には、昭和5年の狐さんが居ました。

住所は「やはた」と読みます。この地の産土神だったのでしょうか。豊かな緑に囲まれた静かな神社のようです。

神社入り口と参道

とても長〜い参道です。地図で確認すると120m程もあります。

若々しい平成の狛犬。平成15年建立。

拝殿

市指定文化財(建造物)
八幡神社本殿
創祀年代は詳らかではないが、常夜燈に「一国一社八幡宮」とあるところから鎌倉時代と推定される。
祭神は誉田別命で、一般に八幡さまと呼ばれている。本殿は流造、二重虹梁、後拝の頭貫に竜の彫刻、本殿外側に聖賢の彫刻、西側は二十四孝のうち揚春の彫刻である。
筑西市教育委員会

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国府八幡宮は、神社によって、国衙の鎮守であると伝えるものと、国分寺の鎮守と伝えるものとがある。一般に、国府と国分寺は近くにあることが多く、両者が混同されたものもあるとみられる。国分寺の頂点である奈良の東大寺の鎮守社が手向山八幡宮であることから、各地の国府・国分寺でも八幡宮を鎮守としたものと考えられている。国府八幡宮は国府の近くにあることから、後に総社の機能を持つようになったものもある。「一国一社の八幡宮」「一道一社の八幡宮」と称する八幡宮も、国府八幡宮に由来するものである。
『ウィキペディア(Wikipedia)』より

「一国一社八幡宮」と言えば普通、平安時代以前を想像するのですが、鎌倉時代と推定する根拠は一体何処にあるのでしょうか。

稲荷神社 境内の石祠
狐さんは昭和5年建立