新庄之宮神社

広島市西区大宮1 (平成23年7月27日)

東経132度27分36.15秒、北緯34度25分2.29秒に鎮座。

この神社は、山陽本線・横川駅の北北東1.5km程の辺り、太田川と太田川方水路に挟まれた中州に鎮座しております。遠目にもそれと分かる楠の巨木が目に入り、神社よりも、天然記念物の夫婦楠木が有名なようです。境内は市街地のわりには広く緑も豊かで大変落ち着いた神社となっております。

新 庄 之 宮 神 社
(爆心地から約2.9km)
人類史上最初の原子爆弾が1945年(昭和20年)8月6日午前8時15分、広島市中心部の上空約600mでさく裂し、一瞬のうちに街は焦土と化しました。
この地域(旧三篠本町四丁目)は、家屋が点在していたため消失を免れ、1835年(天保6年)に立て替えられた新庄之宮神社の現社殿も被爆に耐え、大きな被害を受けるには至りませんでした。
戦後、半世紀を経て、拝殿と幣殿の屋根や柱などの老朽化が進んだため、2004年(平成16年)、地域の方々の善意と広島市被爆建物等保存・継承事業の助成により、保存工事を実施し、被爆の惨禍を後世に伝えています。
境内由緒書き より

参道入り口

参道

拝殿

拝殿前、豚鼻の玉乗り狛犬。拡大写真はこちら。
(安政3年(1856)丙辰9月吉祥日建立)

神額

本殿


恵比須神社

新庄天王神社

社叢の説明

夫婦楠