箱根神社

利根郡昭和村川額2666(平成22年5月29日)

東経139度03分51.40秒、北緯36度35分14.56秒に鎮座。

 この神社は利根川と関越道の中央辺りに鎮座しています。どうして群馬に箱根神社の分社があるのか気になって参拝したのですが、案内はなく、理由は不明です。
 神社の社地は横に広く、中央に境内へと上がる石段が造られています。途中に鳥居と狛犬が建立され、その上に組まれた石垣の奥に境内が造られています。境内へ上がるとすぐ正面に拝殿、繋がった形で本殿鞘堂が建立され、拝殿扉から本殿正面を拝する事が出来ますが、どうも本殿縁には神殿狛犬が居そうです。境内には多数の末社が点在し、右手には神楽殿も建っています。

 この社に案内は無く、御祭神・勧請年月・縁起・沿革等は全て不明です。村指定無形民俗文化財の太々神楽が春の祭礼(4月15日)前後に奉納されています。神の心を鎮める鎮魂と五穀豊穣、氏子の幸せを願って舞われ、明治16年(1883)に有志が武州豊穂教会から伝授され、その後、北橘村下南室の神楽師の教えを受け、永井豊穂講社を発足。現在は、講社を解散し、永井太々神楽保存会として引き継がれているのだそうです。

社頭
神社入口
台輪鳥居と狛犬 鳥居に架かる額
「筥根大権現」
石段参道と境内入口
拝殿
拝殿に掛かる額と拝殿内の様子
本殿鞘堂
末社群 末社群
末社 神楽殿
御神木 社殿?
フェンス脇に咲いていたテッセンの花