定家神社

高崎市下佐野町(平成14年7月21日)

小倉百人一首の撰者と言はれる藤原定家を祭った神社、妻が道端のご老人に道を尋ねたところ、定家の奥さんがこちらで亡くなっていて、生前に定家を祭る為この神社を作ったそうです。また食堂のおばちゃんは、定家さんという愛称で親しげに話して呉れたそうです。因みに地図には神社の記号すら載っていませんでした
祭神:藤原定家(1162〜1241)通称:京極中納言
高崎市指定重要文化財 定家神社縁起壱巻他3点
指定年月日昭和63年2月17日
定家神社は鎌倉時代の歌人、国文学者で歌聖と敬われた藤原定家を祭神とする

来ぬ人を まつ帆の浦の 夕なぎに 焼くや藻塩の 身もこがれつつ
という百人一首にも載っている歌が拝殿の横に書いてありました。

また定家神社の名に恥じず天井に絵ではなく、歌が書いてありました。
見わたせば花も紅葉もなかりけり浦のとま屋の秋の夕暮
玉ゆらの露も涙もとどまらずなき人こふる宿の秋風

拝殿

本殿