小祝神社

高崎市石原町1247 (平成14年7月21日)

小祝神社は片岡の鎮守として、また安産、子育守護神として崇敬篤い社である。神社の創建は不詳であるが、元慶4年(880)に正五位が贈られ、延長5年(927)の延喜式神名帳に上野12社の第7社に加えられており、その時からでも千年以上たっている。祭神は「小彦名命」で医薬及び穀霊神であるところからこの土地の豪族が、悪疫退散、五穀豊穣を祈願して建立したものとおもわれる。現在の社殿は江戸時代の正徳年間、高崎城主 間部越前守詮房により造営されたものである。
 四月と十月の祭典には、神楽が奉納され多数の参詣者で賑わう。境内には、「しばらくは 花の上なる月夜かな」の芭蕉句碑がある。
社団法人 高崎観光協会

神社入口

社殿