辛科神社

高崎市吉井町神保甲 (平成17年4月10日)

御祭神は須佐之男命 、他十六柱。今回廻った神社の中では郷社としては大きい部類に入り、社叢は豊かな森を形成し、落ち着いた雰囲気の神社でした。周囲は桑畑の長閑な田園、随神門には韓流なのでしょうか?今まで見た事もない変った狛犬が居ました。由緒は下記にてどうぞ。

境内右側には
日本三古碑の一つ『多胡碑』
のレプリカが建っていました。
夫曰く
「どうせ読めないのだけれど
本物の多胡碑よりもずっと綺麗で
読みやすい」とのことでした。

神社正面入口

脇の入口にある
神社名の石碑と大きな灯籠

不思議な狛犬が居る随神門

大きく落ち着いた拝殿

双方阿で角付、金属や綺麗な石が象嵌されている青銅製の狛犬

朱の回廊の中、彫刻が施された本殿

本殿側面の龍の彫刻

神楽殿

派手な摂社・七社

社殿の案内と狛犬の拡大写真はこちらで

渡来人の創建『辛科神社』
奈良時代この神保の地を辛科郷(からしなごう)といった。大宝年間(701〜703)に大陸から渡来した人々によって創建されたと伝えられている神社である。上野国神名帳に従二位とあり、安居院(あごいん)の『神道集』の多胡郡二十五社中の筆頭に出てくる。寛文元年(1661)に流れ造りの本殿と拝殿が修復されており、随神門は寛政9年(1791)の修復、神楽殿は慶応2年(1866)の建立で、春秋の祭日には京都で伝習された太太神楽が氏子により舞われた。神主による神事でその年の豊作物の豊凶を占う筒粥(つつがい)神事は1月14日。茅の輪(ちのわ)神事のみそぎ流しは7月31日の夜に行われる。社宝として鎌倉時代の懸仏(銅板製)や、室町時代の大黒面(出目上満(でめじょうまん)作)などがある。(以上吉井町HPより)