諏訪神社

渋川市上白井3892(平成22年5月22日)

東経139度01分26.90秒、北緯36度32分41.38秒に鎮座。

 この神社は敷島駅の北西約1.6kmに鎮座しています。矢車草が真っ盛りの参道を上がっていくと、一旦道路に出て、その後、大きな森の中に石段の参道が付けられています。崖の右手に社号標が立ち、薄暗い石段を上がっていくと途中に鳥居が立ち、その又上に境内が造られています。境内正面には入母屋造りの拝殿、その後ろに流造りの本殿が建立され、本殿縁の左右に脇社が祀られていました。その他、境内には多数の末社や双体道祖神があり、神楽殿も建っていました。境内入口に聳える御神木も見応えがあります。

 この社の御祭神は建御名方命と思われますが、勧請年月・縁起・沿革等については案内がなく由緒は不明です。
 諏訪神社太々神楽は市の重要無形民俗文化財の指定を受けており、諏訪神社、子持神社に奉納されています。これは文政年間頃に、地元(直松)の古老が勢多郡北橘村南室に伝わる太々神楽を伝授され、五穀豊穣、氏子の繁栄を祈願したのが始まりのようです。

参道の様子
社頭
入口の石段 社号標
石段参道
石段途中に立つ台輪鳥居
境内入口
拝殿
本殿
本殿縁に鎮座する左右脇社
神楽殿 双体道祖神
末社群 末社群
御神木 御神木