浅間神社

太田市岩瀬川町(平成20年12月20日)

東経139度21分48.13秒、北緯36度16分19.87秒に鎮座。

 この神社は301号線・岩瀬川信号から東に約90m程行くと左側に鎮座しています。神社脇には綺麗な地域センターが建ち、道路角には地蔵堂?が祀られる小さな社地だけれども綺麗に整備された神社でした。

 御祭神:木花咲耶姫命
 由緒:大江山の強賊酒呑童子を討って武名の高い源頼光の家臣であり頼光の四天王の一人、橘氏の後裔・碓氷荒太郎貞光が今から凡そ900年前この神社を創建しました。
 貞光は上野国碓氷郡に生まれ、常に霊峰富士を信仰し、当地に富士の分霊を奉じて仙元宮を祀り、神像を神霊として茲に鎮祭したのです。
 その後、寛永2年、貞光の後裔・碓氷孫右ェ門尉重次が主催し、村内の碓氷一族が支援し、茅葺きの社殿を造営しましたが、終戦後茅の原料が入手困難となり、昭和35年本殿は従来のままとし屋根のみ瓦葺きに改築しました。
 尚、この社鎮祭の祖・碓氷貞光は日向守貞光とも称し、四万温泉日向見の元湯は貞光の霊夢により発見された、と伝えられています。
 貞光は又碓氷氏の祖でもあり、富士の分霊が祀られる関係から、江戸時代には行者による徹夜行法が盛んでした。

社頭
神社入口 参道途中の靖国鳥居
拝殿
拝殿内の様子

本殿と本殿鞘堂
境内社 末社
末社 「登嶽33度大願成就」碑
入口右側に祀られる地蔵堂? お地蔵様
地蔵堂?前の二十三夜塔、庚申塔等
青面金剛像 「西国板東秩父巡禮」碑