諏訪神社

沼田市白沢町下古語父(平成18年7月2日)

 この神社は、64号線の立岩から東に入り、約500mで左折すると200m右側に鎮座しています。ここは神社の入り口からも見える、見上げるように大きな市指定重要文化財の舞殿と境内左側の同じく市指定重要文化財の宝篋印陀羅尼塔が有名なようです。
 創建は分かりませんが、舞殿の建設が、少なくとも寛政年間(1789〜1800)までは遡れるという、市教育委員会の見解がありますから、神社そのものの創建はそれ以前と考えていいでしょう。御祭神は建御名方命、木花佐久夜毘売命です。
 白佐波神社で述べたように、明治末期に政府の神社合祀令を受けて、同地区6大字の神社19社、御祭神43座は白佐波神社に合祀されましたが、ここ下古語父諏訪神社のみは残されたということは、この神社も相当の格式があったということなのでしょう。

神社入口と
市指定重要文化財の舞殿
鳥居の扁額「諏訪大明神」
市指定重要文化財の舞殿 拝殿
本殿 境内社・天正宮
境内隅の多数の末社
庚申塔や仏像など 仏像?青面金剛?
市指定重要文化財の宝篋印陀羅尼塔