迦葉山弥勒寺

沼田市上発知町445 (平成24年11月4日)

東経139度03分57.81秒、北緯36度44分54.01秒に鎮座。

この寺院は、沼田市北部にそびえ立つ迦葉山の中腹に鎮座しております。正確には「迦葉山龍華院 弥勒護国禅寺(かしょうざん りゅうげいん みろくごこくぜんじ)」と称するようで、高尾山薬王院、鞍馬寺と共に「日本三大天狗」の一つに数えられ、天狗堂には巨大な天狗の面が奉納されております。此の度我々としては珍しく、小学校の悪友とハイキングに行ってきました。

266号線より林道の様な道を行くのですが、上北ー弥勒寺ー舟木と一方通行となっており、ご注意を。

天狗のお山として知られる当山は、谷川連峰の東、沼田市より16キロに位置し、関東の霊域として名高い。春の新緑、夏は霊鳥「仏法僧」の声を聞き、秋には全山紅葉に染まり、冬は白雪に覆われる。

開創は嘉祥元年(848年)時の上野国の大守、桓武天皇の皇子葛原一品親王が比叡山三祖円仁慈覚大師を招き、国家繁栄、民主安泰の鎮守護国寺として開かれた。唐より帰朝まもない高僧慈覚大師は、大乗経中三会の法「迦葉仏鶏足山に出現し、不生不滅を示し、弥勒下生龍華院を期す」より、遠くお釈迦様の後を継がれた迦葉尊者が第一回の経典を作られた結集の地、鶏足山と山なみが同じであるとし、初の千人供養法会を開き、迦葉山龍華院弥勒護国寺となる。そして北関東黎明の基となり49院を擁し政治文化野中心として栄えた。

康正2年(1456年)改宗開山天巽慶順禅師行脚の途、弥勒中慈雲律師の高徳を慕い来山した。慈雲律師は天巽禅師の戒定慧の三学、座禅の徳風に感得して六百年の天台宗の宝燈を譲り入定せりという、これによりて曹洞宗となり迦葉山龍華院弥勒護国禅寺と号す。
公式サイト より

案内図はこちら。

参道入口

聖観音菩薩

参道入口、親父面が渋い!。拡大写真はこちら。
(昭和2年(1927)7月18日建立)

参道

境内入口

小天狗 大天狗
不明 千手観音菩薩

天狗堂

天狗面

胎内潜岩を経て山頂へ至る登山道入口

胎内潜岩

和尚台の奥の院

御嶽山大神 雪達磨

登山道よりの景色

山頂

駐車場より見る胎内潜岩