みどり市大間々町大間々(平成18年5月4日)
【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
神社は、国道122号線を北上、大間々3丁目を右折した渡良瀬川沿いにあります。まだ新しい社殿は、平成12年に再建と記念碑に記されていました。拝殿前に昭和7年の大きな狛犬、境内社に昭和10年の小さな狛犬が居ます。境内のあちこちにツツジが咲いていて綺麗でした。
渓谷美で知られる「高津戸峡」は、神社からすぐ近くです。
渡良瀬川右岸に位置する神社で、由緒によると、貞和3年(1347)、伊勢が渕に天照皇大神を祀る黒川郷(わたらせ川流域の里)の一の社として建立され、慶長4年(1599)に大間々町の総鎮守として現在地に遷座しました。その後、正徳5年(1715)には、外宮・豊受大神の御分霊をも合祀しました。以来明治12年に至るまで21年ごとに式年遷宮を行ってきたそうです。けれど明治期に2回の火災に遭い社殿は縮小。郷社に相応しい社殿の建設を考えていましたが、昭和の大恐慌や敗戦によって断念。平成12年に、鎮座650年記念事業として、現在の総檜造りの現社殿に建て替えられという事です。氏子の方々の熱意には本当に頭の下がる想いが致します。