護国神社

桐生市梅田町2(平成18年5月21日)

【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
 この神社は、桐生田沼線を桐生市街地に向かい、梅田中を過ぎて間もなく、右側にあります。かなり上まで石段が伸びています。少し迷いましたが、登ってみることにしました。これが登れなくなったら佐野支部通信員を引退しなければとも思いました(^。^) 息を切らしながら頂上です。昭和15年の狛犬が迎えてくれました。本殿は見えません。神社の由緒などが書かれた案内板もありません。下りは、身体にも余裕があるので、石段を数えてみました。350段くらいでした。

 この神社は二渡山の中腹に鎮座しているようです。神社を過ぎてそのまま登り詰めると、二渡山頂上に行き着くことが出来る唯一の登山道でもあるようです。案内が無く創建は分かりませんが、以前は大山祇神社だったということです。群馬県の護国神社は高崎にあるので、ここは所謂、「招魂社」と呼ばれ、後に「護国神社」と改称されている、戊辰の役以降に戦争で亡くなった方達をお祀りする「護国神社」ではなく、狭義の産土神としての「護国」神社なのでしょうか?
 それにしてもハイキングでもないのに350段の階段は辛いものがあります。熊さん、お疲れ様でした。

社号標 いよいよ約350段の階段登りの始まりです。
両側が杉の階段参道です。その途中には灯籠も奉納されています。 いよいよここが最後の登りです。狛犬と拝殿がチラッと見えています。
境内入口の明神鳥居のすぐ後ろにいるしょうわ狛犬。この狛犬も皇紀2600年製です。もしかしたら日本中でこの年代の狛犬が一番多いのではないでしょうか。
(昭和15年建立)
紅い屋根の拝殿。バックの緑に良く映えています。 本殿覆い屋
多数の末社