愛宕神社

安中市安中1(平成17年4月10日)

 この神社は安中市の市街地の一段高い所にあります。これは古の愛宕神社古墳という前方後円墳の墳丘上に神社が鎮座している為です。
 御祭神は火産霊命です。創建の由来は、手水鉢、賛額などによると元禄年間に祠を祀り柳沢豊昵の夢告によって手水鉢を奉納したとあります。文武天皇の頃、又醍醐天皇の延喜の御代には霊地として信仰を受けていたようです。明治の神社合併の際には、熊野神社に合祀されかけましたが、ここは、火の神、熊野神社の末社・諏訪社は水の神であるから宜しくないという理由で合併されなかったと云う逸話が伝えられています。町中では特に火災が一番心配な事なので、火伏せの信仰は現代も脈々と続いています。
 例祭として鎮火祭(2月13日)春祭(4月13日)夏祭(8月23日)秋祭(10月13日)除夜祭(12月31日)が執り行われています。
(咲前神社HPより)

神社全景

拝殿

本殿