親都(ちかと)神社

吾妻郡中之条町大字五反田(平成18年4月18日)

【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
 この神社は、中之条・湯河原線沿い「ふるさと公園たけやま」の隣にあります。狛犬さんは居ませんでした。立派な神楽殿があります。5月5日のお祭りには、神楽が奉納されるそうです。御神木のケヤキは主幹の先が無くなっていますが、とにかく巨大です。
 隣の公園では、こいのぼりが気持ち良さそうに泳いでいました。

 親都神社は霊峰嵩山(たけやま(古名・わりのたけ)、789m)の南麓に鎮座しており、嵩山を御神体としていますが、須佐之男命ほか17神を祀っています。古くは「吾妻七社明神」の「和利の宮(現在地・横尾)」の祭られていた場所と伝えられ、氏神が無くなってしまった五反田村の人たちが、親都神社の神様・須佐之男命を迎えて氏神としたと伝えられています。ご神木は、原町の大ケヤキに次ぐ県内第2位の巨樹・大ケヤキで、県指定天然記念物。その他、指定境内木として、杉54本・ケヤキ2本が保存すべき木として残され、鎮守の杜を形成しています。

神社入口 拝殿の額
昔は茅葺きだったのでしょうか、とても重厚な拝殿。
本殿覆い屋 末社
神楽殿
県下第二位の巨木・御神木の大ケヤキ。
「ふるさと公園たけやま」で天高く泳ぐ鯉のぼり