高山市国府町上広瀬洞之口(平成17年8月21日)
この神社は高山市街地から国道41号線で北上し、道路が旧国府町に入り、宮川に沿って大きく左にカーブした後、高山本線の下を潜ったら最初の信号を右折、線路を渡ると突き当たりに鎮座しています。御祭神は加茂別雷神です。ここは県の重要無形文化財に指定されている金蔵獅子と加茂のイチョウが有名です。金蔵獅子とは、毎年9月半ばに諏訪神社とともに例祭にて奉納され、勇壮で激しい舞いが演じられる獅子舞で、海外公演にも幾度となく呼ばれているそうです。又、県の天然記念物に指定されている大イチョウの木は樹齢1000年と言われ、暮秋のころにこのイチョウの葉の落ち加減でその年の降雪量を判定し、また全部落ちると1ヵ月後には根雪になると言われているようです。
(皇紀2600年建立)
社号標
参道の様子
昭和15年生まれの鈴しょうわ狛犬
参道脇には見事な瓢箪が
ぶら下がっていました
参道脇の洞ノ口一号古墳
ここの鳥居は参道上にはなく、
入り口がないあらぬ方向を向いて建っています
神楽殿
これが県の天然記念物指定・大イチョウのご神木です
拝殿。丁度改修中で本殿脇の
神殿狛犬を間近で見せて頂きました。
こけら葺きの見事な本殿
本殿覆い屋
しっかりと彩色の残っている神殿狛犬。銀の吽、緑の阿の組み合わせは、初めて見たような気がします。木造神殿狛犬としては優しげでたおやかな造りです。
境内右側の境内社