福岡県

福岡、という地名は黒田長政が筑前の領主となり、国入りした際に持ち込んだもの。「福崎」と呼ばれていた土地に出身地の岡山は備前福岡から名前を取り「福岡城」を建築し改名させた。「博多」は古くから使われていたが「福岡」は1608年からと歴史が浅い。中州を境に東西で分かれる博多と福岡だが、昔は激しく対立した時代もあったらしい。明治23年には市名制定の市議投票が行われ1票差で福岡が勝利。代わりに博多が駅名となったという。