老松神社

太宰府市水城1-20-11 (平成25年12月25日)

東経130度29分43.28秒、北緯33度31分14.83秒に鎮座。

この神社は、西鉄天神大牟田線・下大利駅の北東400m程の辺り、御笠川の東側すぐに鎮座しております。

御祭神 菅原道真公

当社は水城村(水城区)の氏神として水城村中が先祖代々承け継ぎお守りしてきた神社であります。創建の由来は明らかではありませんが口伝によると菅原道真公が大宰権帥として左遷され九州にお下りになった時、博多より御笠川を船で上られここ水城の渡しに上陸され、ついで水城の関を通り国分の衣掛天神の所で汚れた旅衣を改められ大宰府にお入りになったと伝えられています。その水城の渡しの跡が当社社殿裏に残っています。なお太宰府天満宮の古文書観応三年(西暦1352年)二月の安楽寺(太宰府天満宮)領注進目録に「水城空閑」と記されておりこれ以前の時代にすでに水城の地が太宰府天満宮と深い関わりを持つようになったことが知られます。その縁によって菅原道真公ゆかりの老松神社が勧請されたとも考えられます。

参道より見る境内

手水舎

鳥居 神額

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。
(明治30年(1897)3月吉祥日建立)

本殿


御神木