稲荷社

長生郡一宮町一宮2987-1 (令和7年5月14日)

東経140度21分56.83秒、北緯35度22分19.10秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
寿屋本家は外房線上総一ノ宮駅から北西に360mの国道128号線沿いにありますが、稲荷社は寿屋本家の裏の日本庭園と蔵の間に挟まれる様に鎮座しています。

鰹節を中心とする海産物問屋だった斎藤家が庭に建立した一間社流造の稲荷社ですので、個人の稲荷となります。

御祭神 不明

由緒
明治30年(1897)頃の建築で、斎藤孝祐の代に建てられました。 稲荷社には随所に彫刻が施されており、向拝の彫刻の裏の彫銘から夷隅郡新田野村の長谷川三之輔 の作であることがわかっています。
(以上 国登録有形文化財案内板 より)

蔵の壽屋本家。カフェ、レンタルスペースなどに利用されてる壽屋本家。

看板

日本庭園。庭園の後ろに稲荷社はあります。

土蔵。外壁の劣化が激しいので、トタン板で覆われている土蔵。左側に稲荷社が見える。

隙間の稲荷社・稲荷社正面

斜め右からの社殿・向拝

角の処理。昔の和ダンスの角みたいな加工の仕方。

龍と木鼻。裏に長谷川三之輔の刻印があるそうですが、角度的に厳しいので撮影は諦めた。

左右の脇障子。稲穂に狐の脇障子。

鯉の滝登り?・擬宝珠。欄干の抜けた跡が確認出来る。ミニチュアサイズの擬宝珠ですね。


石灯篭